Yamamoto Orthopaedic Clinic
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山本整形外科
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コラム
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妊娠に気づかずX線診断をうけてしまった場合、
産まれてくる子供に何か問題が起こることはあるのでしょうか。

X線検査などで胎児が放射線被爆をしたとき、次の2点がそろった場合のみ、奇形の発生する可能性が高くなります。

・X線検査を受けた時期が、受精後2〜8週間の間であること
・胎児の被爆量が100mGy(mSv)以上であること。


胸部単純レントゲン 0.5〜1mSv
腹部単純レントゲン 1〜2mSv
脊椎・四肢レントゲン 2〜6mSv
胃透視 3〜6mSV
大腸透視 5〜10mSv

したがって、最悪受精後2〜8週間で被爆を受けたとしても、現在のX線による診断では多くても胎児は10mGy(太陽の透視の検査で)しか被爆しません。
ですから妊娠初期においても理論的には安全であるといえます。
しかし、放射線が胎児に与える影響は、受精から8日までの着床時期であれば、流産を起こす可能性があります。


胎児に異常を引き起こす要因には、食品添加物や医薬品など様々なものがあり、何が原因なのか判断することは難しいことです。
また、100人に3〜5人の胎児に何らかの異常が自然発生すると言われていますので、妊婦が受けた医療用放射線だけで胎児への障害が発生するとは言えません。

妊娠可能女性の排卵は次の予定月経の12〜16日前です。
月経が始まってから10日間は受精卵が存在しませんので、妊娠が成立しない時期であり、この時期にレントゲンの検査を受けることが最適とされています。

これは10 Days ruleと言われています。
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