
リウマチとは、自己免疫疾患といわれるもので、自分の免疫(外からのばい菌などをやっつける力)が調子をくずし、自分の関節などを攻撃破壊してしまう疾患です。 |

指の関節や肩・膝の関節の痛みや変形がおこってきますが、初期は朝起きた時の手のかじかむようなこわばりがあります。
この朝の手のこわばりが1週間以上でその症状が2週間以上続くと関節リウマチの可能性が強くなります。 |

手のレントゲン検査や血液検査でリウマチ因子というのを測定します。
その他、関節リウマチ診断基準というのに照らしあわせて診断いたします。 |
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はい。ある程度の期間の投薬等は必要ですが、治療効果は充分期待できます。
(以前は慢性関節リウマチというのが正式名称でしたが、現在では治療方法も進んでおり、緩快することもあることから、慢性という文字が消え関節リウマチと呼んでいます。) |

●投薬治療 ・・・ 消炎鎮痛剤や抗リウマチ薬やステロイド薬や免疫抑制剤
●理学療法 ・・・ 関節炎症状に対し温熱治療等を行います。
●注射治療 ・・・ 必要に応じ関節内にヒアロン酸やステロイド剤の注入を行ないます。 |

薬によっては骨髄抑制(白血球の減少)や空咳(間質性肺炎)が起こることがあります。(頻度は約5%といわれています)
ですからきっちりした薬の飲み方を守ることや定期的な血液検査等が必要なのです。 |
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